社長挨拶

皆様には益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。

平素より格別なるお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

世界同時不況以降、情報通信や企業の情報システムに対する考え方は、所有から利用へと大きく転換しました。ITコストの削減に効果的なサービスとしてデータセンターの利用が促され、クラウドコンピューティングに代表される情報処理や通信機器の効率運用によるコストメリットの実現に注目が集まる一方、地球温暖化防止策に対する社会的な関心も継続しており、爆発的に増加するIT機器の収容とそれに伴うCO2の排出量の抑制と削減もデータセンター事業者の喫緊の課題とされております。

IDCフロンティアは、データセンター運営で培った経験と蓄積に基づき、データセンター事業者として先駆けとなるクラウド型システム開発基盤クラウドプラットフォームサービスを開発し、お客様が必要とするITリソースを、必要な時、必要なだけ利用できる環境を実現しました。多種多様なビジネスユーザーのニーズに対応できるよう継続的なサービスメニューの強化を図り、わが国のクラウドコンピューティングおよびオープンプラットフォームの利活用の推進に努めております。

また、大規模商用データセンターとして日本で初めて外気空調を採用した北九州データセンターにおいて、経済産業省の支援を受け実証実験を行いました。その結果、外気空調による省エネルギー効果と、サーバーから排出される排熱が冬季の温室栽培の暖房として活用が可能であることが確認されました。北九州データセンターは省エネルギーと高密度化が進むサーバー運用を両立し、またITと農業の融合という新しい可能性を予見させるデータセンターでもあります。

IDCフロンティアはお客様からお預かりしたサーバー群を、24時間365日の安定稼動によってサポートさせていただくとともに、既存概念を打ち破る新しい視点で高付加価値サービスの開発に取組んでまいります。新しいネットワーク社会を切り拓き、お客様のビジネスの発展と共に成長していく私どもの活動に、引き続きご注目賜りますようお願い申し上げます。

平成22年4月吉日

株式会社IDCフロンティア代表取締役社長 真藤 豊(しんとう ゆたか)