導入事例

FXCMジャパン証券株式会社様

ファシリティ、立地、営業サポートのトータルバランスを考えてiDCを選定

グループのIT部門

インターネットデータセンター完全ガイド2007年秋号より転載。 文中の社名は、記事掲載時のものです。

不動産業は情報流通業。ITの力をもっとも発揮できる業界

GCIテクノロジー
GCIテクノロジー

GCIグループは、株式会社GCIキャピタルを中心に、インベストメント事業の株式会社GCIアセット・マネジメント、マーケットプレイス事業の株式会社FXCMジャパン、IT事業の株式会社GCIテクノロジーの4社で構成される投資サービスのグループ企業です。GCIテクノロジーの代表取締役社長・藤原正之氏は「GCIはGlobal Cyber Investmentの略で、“投資立国日本に貢献する”というスローガンで2000年4月に設立されました。ニュース配信やコンサルティング、投資顧問などを行い、最近ではFXのリテール事業などを主体に行っています。その中でGCIテクノロジーは、グループ全体のIT関連の調達/開発/サポートなどを、プロジェクトマネージメント、ITアーキテクト、ITエンジニアの3つの部門で行っています」と、同社の事業を説明します。

株式会社GCIテクノロジー 代表取締役社長 藤原正之氏
株式会社GCIテクノロジー
代表取締役社長
藤原正之氏

GCIグループでは、以前からデータセンターを利用して業務システムや投資サービスを展開していましたが、以前のデータセンターには立地的な課題があったと藤原氏は言います。
「2005年ごろに大きなプロジェクトが動き始め、サーバーを自社に置くには設備的にも問題があるということで、データセンターを借りることにしました。私自身はまだこの会社にいなかったのですが、最初は東京の湾岸部を避けて郊外のデータセンターを選んだと聞いています。しかし、借りてみると場所が遠いなどの不便さが気になるようになりました。やはり、トラブル時の対応を考えるとアクセスの悪さは問題ですし、定期的なメインテナンスや搬入時の時間的ロスも看過できません。以前利用していたデータセンターは、何かあると小旅行のような準備をして出かけなければなりませんでしたから」

株式会社GCIテクノロジー システム部ITエンジニア・チーム 沖星二氏
株式会社GCIテクノロジー
システム部ITエンジニア・チーム
沖星二氏

そのような状況の中で、新たなデータセンターを探し始めたGCIグループは、最終的に本社のすぐ近くにあるソフトバンクIDCを選択します。
「金融事業を支えるにたるデータセンター事業者を探し、いくつかの事業者を比較検討しました。その中でソフトバンクIDCは、都内のアクセスのよい場所で複数のデータセンターを提供しており、すでに金融事業を行う会社をいくつも支えていました。ソフトバンクという企業自体がITに強いという安心感もあり、2007年6月に移転しました」(藤原氏)
また、藤原氏は、ソフトバンクIDCを選んだことによる副次的なメリットがあったことも明かしてくれました。
「データセンターを移行する際に、物理的なサーバーの移設についても相談させていただきました。ソフトバンクIDCでは、移設業務を請負う業者との協業により、サーバーの移設に関しても一環してサポートしてくれました。しかも、そのときの移設業者の手際の良さにとても感心させられたので、本社移転の際の社内システムの移設も、その業者にお願いしました(笑)」

ファシリティーや近隣施設の充実は大きな魅力

立地条件もソフトバンクIDCを選択した大きな理由の1つですが、それ以外にもさまざまな面で条件に適っていたと藤原氏は選定理由を説明します。
「データセンターを見学して最も印象に残ったのは、ファシリティーのよさです。設備がきれいで休憩所も完備されていますし、コンビニやビジネスホテルもすぐ近くにあります。泊まりで作業したり、地方から技術者に来てもらって作業したりすることもあるので、宿泊施設がすぐに確保できる環境は見逃せません。これらの施設は、毎回利用するものではありませんが、あれば安心ですよね。他の事業者のデータセンターも十分なファシリティーではあるのですが、見学した中では、ソフトバンクIDCの設備が最も好印象でした」(藤原氏)
続けてシステム部ITエンジニア・チームの沖星二氏も「現在は月に1~2度しか行かないけれど」と前置きしながら、施設面の魅力を語ってくれました。
「頻繁に行く必要がなくても、近場にあったり、施設が充実しているという安心感は非常に大きいと思います。何かあったらすぐに駆けつけることができますから。以前は郊外にあったため、ちょっとした開発サーバーや小規模な業務サーバーなどは自社に置いていたのです。現在はこれらのサーバーもまとめてソフトバンクIDCに設置しています」

サーバールームがすぐそこにある感覚で利用できる

地理的な距離の差だけでなく、入退室がスムーズに行える点でも、時間を有効に使えて便利だとGCIグループは感じているようです。
「入室するまでには何度か登録カードなどによるチェックを通らなければならないのですが、サーバーのある場所までの動線がスムーズに設計されているので、ストレスを感じることはありません。きちんとしたセキュリティーが行われているのにも関わらず、それを意識せずに入退室できるのは重要なことです。休憩室に行ったり、コンビニに行ったり、といったこともスムーズにできます。会社からのアクセスもよく、サーバールームがちょっと外にあるといった感覚で利用してます。また、ファシリティー面では、熱対策という点も見逃せません。以前のデータセンターでは、床に絨毯が敷かれているなど、熱処理の面で大きな不安がありました。いつか熱によりサーバーが壊れるのではないかという不安を、常に抱えていましたね。その点、ソフトバンクIDCでは「ColdMall®」という新しいラックで、効率的に熱を逃がすようにしていることも選択のポイントになりました。熱によるトラブルの心配がないので、安心できます」(沖氏)
今後、インターネットによる事業を拡大していこうと考えているGCIグループにとって、データセンターはどのような役割を持ち、どのようなサービスが必要となってくるのかを藤原氏に聞いてみました。
「インターネットを使った事業というものは、これからどんどん変わっていくと思います。データセンターが安全で信頼性があるというのはあたりまえのことで、今後は客の“わがまま”に柔軟に対応してくれるような“人対人”のサービスが重要になってくると思います。設備投資計画を利用者に開示していただくなどして、今後どのようなサービスが出てくるのかが、事前にわかるといいですね。それによって、我々の事業展開も変わってくることがあると思いますから。GCIグループ全体としては、今後も投資関連のサービスやコンテンツを充実させていきたいと考えています。またGCIテクノロジーとしては、現在はグループ内だけの仕事を行っていますが、将来的にはグループ外にもサービスを提供していけるようになっていきたいですね」

iDC利用概要

iDC利用概要
利用目的 各GCIグループの業務システムおよび投資サービスの運用
利用iDC ソフトバンクIDC 2ラック(近日中に3ラックを追加予定)、DNSサーバー

-以上、インターネットデータセンター完全ガイド2007年秋号より転載-

導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 FXCMジャパン証券株式会社様
所在地 東京都千代田区西神田3-8-1
設立 2001年6月
資本金 10億80万円
事業内容 インターネットを介したオンライン外国為替証拠金取引の提供
URL http://www.fxcm.co.jp/新規ウィンドウを開きます

掲載内容は、本事例の掲載日2007年10月5日時点の情報です。

記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2007年10月05日掲載