導入事例

オイシックス株式会社様

素早く意思決定できる的確な指標を獲得!
リアルタイムにサイトを改善し、「失敗」を生まない

「販売しながらデータを見て、原因を突き止め、次に進むための改善を実施するという、素早い判断ができるようになりました。」

オイシックス株式会社

オイシックス株式会社は、有機・特別栽培野菜や無添加加工食品などを中心にした食品、食材のECサイトを運営している。季節やトレンドを見て食材のラインナップを変えるほか、さまざまなキャンペーンを企画し、消費者の興味と胃を刺激。全国約9万世帯以上が利用し、1回のお買いもので、一世帯当たりおよそ約15品を購入している。

「今まではどのお客さまがどれぐらい購入してくれたかは分かりました。しかし、“どこで”、“どうやって”が分かりませんでした。」

そう語るのは同社のEC事業本部 戦略推進室の米島和広氏。今回は、米島氏が悩んでいたこと、Yahoo!ビックデータインサイトの導入で変化したことを中心にお話を伺った。

今までは“結果”から判断することしかできなかった

「オイシックスを含め、ECサイトではお客さまの動向、導線、傾向を見ていくことが大事です。お客さまが視覚的、感覚的に何を感じて、クリックや購入などのアクションを起こしたのか。細かな情報があれば、よりお客さまの好みに合った商品、キャンペーンを展開することができると考えていました。」

これまでも、ユーザーの購入履歴は掴んでいたが、サイト上での動きまでは把握していなかったという。行動ログの蓄積はできていたが、データ量が多いため、バッチ処理などの負荷が高く活用できていなかったのだ。

例えば、新生活キャンペーンの実施で、サイト全体の売上が上がったことは分かる。一方で、ユーザーの導線が分からないため、増加した売上が新生活キャンペーンに依るものなのか、別の要因なのかがはっきり分からなかったと続ける。

意思決定に有効活用できるデータ分析

これまでも何度か導線の計測、分析を試みたが、時間がかかることと柔軟性がなかったことに米島氏は頭を悩ませていた。新しいキャンペーンや新食材の効果を見る際、あらかじめ蓄積したいデータを設定して、蓄積されるのを待つ必要があった。加えて、人単位での導線を見ることができないため、手間と時間がかかるものの、判断指標となるデータにはならなかったそうだ。

「自分たちのアイデアや企画が、オンライン上でお客さまにどう影響したのかがダイレクトに結びつかないと、だんだんと社内でもデータを見たいと思う人が減っていきます。新しいキャンペーン、食材を掲載したとき、どのぐらいのお客さまが訪れ、商品をどう見て、どのようにカートへ入れて、購入に至ったのかを具体的に掴めれば、自分が考えたキャンペーンの効果、担当した食材の魅力、売り方がわかり、面白くなってきますよね。」

そのため、米島氏が最も重視していたのは、売上を上げることはもちろん、細かくサイト改善できる指標を手に入れることだった。サイトの構成やデザインによる効果の違いなど、感覚値を具体的な数値に変えることで、よりユーザーにヒットするサイト、サービスにしていくことを目指していた。そこで目を向けたのがIDCフロンティアのビッグデータ分析プラットフォーム「トレジャーデータサービス by IDCF」(以下、TDサービス)だったという。

選定の決め手は、分析環境の一体サポートと、新たにテーブル定義が不要な「スキーマレスDB」だった。欲しいデータの設計から蓄積までの時間と手間が減り、すぐにデータ収集にとりかかれる。また、SDKの利用により、人単位での導線も取れる。何よりも、データ分析を高スピードで実行できるようになった。

オイシックス社 「トレジャーデータサービス by IDCF」利用概要


担当者は米島氏一人。トライアル利用でデータ収集を開始し、翌月には実際にデータを活用し始めた。導入にあたり、苦労した点はほとんどなかったという。

「新しいシステムの活用という点では、技術的な質問に対する返答の速さが不安を払しょくしてくれました。トレジャーデータ社も巻き込み非常に早く対応してくれる。しかも、解決力が高く、満足いくものでした。」

正確な数値データの活用が、素早く的確な改善につながるという意識が社内に浸透してきた今では、分析チームを増員している。ビッグデータ分析が無くてはならないものになってきているようだ。計画値が上がり、予測の精度も上がってきているという。

リアルタイムで改善を施していくことが可能になった

「ビッグデータ分析サービスを導入したことで、判断が各段に早くなりました。たとえば、販売が振るわない商品があるとき、今まではもう少し様子をみてみようかということが往々にしてありましたが、ビッグデータ分析サービス導入後は、販売しながらデータを見て、原因を突き止め、次に進むための改善を実施するという、素早い判断ができるようになりました。」

これまでは、販売を終了して、限られた情報からキャンペーンの成功か失敗か、を判断していたが、リアルタイムに50点、80点と状況を掴めるように変わった。と米島氏は続けた。

TDサービスでは欲しいときに素早く適切なデータを切り出すことができるため、ユーザー行動の分析条件を高度化して、さらに踏み込んだ改善につなげることもできているそうだ。

「ゴールはデータ分析ではない、お客さまの体験をよりよくすることです」

「ビッグデータ分析は“意思決定の指標を提供する”というエンジニアの武器を増やすことができます。」
一方で、マーケティングやプランナーなど、ユニークな“視点”を持つ好奇心旺盛な社員なら、エンジニアでなくとも、誰でも分析チームに加わることができると付け加えた。

「ゴールはデータ分析を行うことではなく、お客さまの体験、環境をよりよくしていくことです。」
最も重要なのは、正確なデータを、お客さまに気持ち良く使ってもらうために役立てることである、と最後に強調した。



導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 オイシックス株式会社
設立 2000年6月
代表取締役社長 高島 宏平
事業内容 インターネットなどを通じた一般消費者への特別栽培農産物、無添加加工食品など安全性に配慮した食品・食材の販売
URL http://www.oisix.co.jp/新規ウィンドウを開きます

※掲載内容は、本事例の掲載日2015年4月22日時点の情報です。
※2016年10月1日より、サービス名称が「Yahoo!ビッグデータインサイト」から「トレジャーデータサービス by IDCF」に変更となっております。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2015年04月22日掲載