機能別マニュアルメールアカウント詳細設定

レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」では、登録したメールアカウントに対して、自動返信や転送など、さまざまな設定が可能です。

ご利用可能なプラン

本機能をご利用いただけるプランは、以下のとおりです。

サービス名 プラン名
Zenlogic ホスティング on IDCF Cloud IC-1 ~ IC-4
Zenlogic ホスティング プランS、プラン1 ~ 7、移行プランA/B

※ 移行プランA/Bは、旧レンタルサーバーサービス(FirstServer)からZenlogicホスティングへ移行された一部のお客様専用のプランとなります。

設定可能な項目

メール
自動返信

メールの自動返信設定を行います。

  • 自動返信メールとして登録できるのは定型文のみです。送信メールの内容を引用することはできません。
  • 同一の送信元から1日の間に複数のメールが届いた場合は、自動返信メールの送信は1回のみとなります。
メール
フィルター

登録した条件に合致したメールをサーバー側で破棄します。

  • 条件は「9,999」個まで登録できますが、登録数が多くなるとサーバーの負荷が高くなる可能性があります。
  • 登録の条件によっては、必要なメールが破棄される場合がありますので、 十分ご注意のうえ設定を行ってください。
  • 条件に合致して破棄したメールを復活させることや確認することはできません。
  • メールアカウント個別だけでなく、ドメイン名全体に適用するメールフィルターの設定も可能です。詳細は以下をご参照ください。
    共通メールフィルター設定
メール
転送

メールアカウント宛に届いたメールを、他のメールアドレスに転送します。

  • 転送条件を指定する場合は、条件に合致したメールのみを転送します。
  • 転送先メールアドレスおよび転送条件は「9,999」個まで登録できますが、登録数が多くなるとサーバーの負荷が高くなる可能性があります。

※ 多数のアドレスへ一括でメール送信するメールマガジンや、情報共有のため特定のメンバー間でメールをやりとりする場合は、メーリングリストのご利用をご検討ください。

メール
保管

メールアカウント宛に届いたメールを、サーバーに保管する/しないを設定します。

  • 保管する設定でも、メールフィルターの条件で合致し破棄したメールは保管されません。
  • 保管しない設定の場合、対象メールアカウント宛に届いたメールはすべてサーバー側で破棄します。
  • 破棄後のメールを復活させることや確認することはできません。ご注意ください。
メール転送時のFromアドレス変更

指定したアドレスへの転送時に、差出人アドレス[From]を転送元アドレスに変更する/しないを設定します。

  • 転送先サーバーでのセキュリティチェックが厳格な場合などに、ご利用ください。
  • 転送先に配送するすべてのメールが対象となります。
  • 初期設定では「変更しない」が設定されています。

設定手順

1設定画面にアクセス

「メールアカウント」画面で、設定対象のメールアカウントの「各種機能」欄にある「設定」ボタンをクリックします。

設定画面にアクセス
2メールアカウント詳細設定

「メールアカウント詳細設定」画面が表示されたら必要な設定を行い、「保存」ボタンをクリックします。

メール自動返信

「メール自動返信」欄で「自動返信する」を選択します。
また、メールの差出人や件名、本文を入力します。

※ 自動返信を「設定しない」をご選択いただいた場合は、詳細項目の設定はありません。

自動返信を設定
メール差出人[From]

自動返信するメールの送信元(From)に記載されるメールアドレスです。
メールアドレス形式でご入力ください。

※ 指定可能な文字数は256文字以内です。

メール件名[Subject] 自動返信するメールの件名(Subject)に記載される内容です。
メール本文

自動返信するメールの本文(body)に記載される内容です。

※ 指定可能な文字数は10,000文字以内です。

メールフィルター

ヘッダやキーワードなどの条件を設定し、「追加」ボタンをクリックします。
既存のフィルターと類似する設定を追加したい場合は、「複製」ボタンをクリックすると、設定のコピーが可能です。

※ 不要なフィルターは「削除」ボタンをクリックします。

メールフィルター1
メールフィルター2
メールヘッダ キーワードの検索対象となるメールヘッダの情報を選択します。
選択したメールヘッダに対して、後で設定するキーワードの検索が行われます。
キーワード

検索対象の文字列を入力します。

※ 指定可能な文字数は10,000文字以内です。

条件 検索対象のキーワードがどのような状態の時に破棄するかを選択します。

メール転送

ヘッダやキーワードなどの条件を設定し、「追加」ボタンをクリックします。
既存の転送設定と類似する設定を追加したい場合は、「複製」ボタンをクリックすると、設定のコピーが可能です。

※ 不要な転送設定は「削除」ボタンをクリックします。

転送先/条件を設定
転送先/条件を設定
メールヘッダ

キーワードの検索対象となるメールヘッダの情報を選択します。
選択したメールヘッダに対して、後で設定するキーワードの検索が行われます。

転送条件を指定せず、すべてのメールを転送する場合は、 メールヘッダ欄の「指定しない」を選択し、転送先のメールアドレスを登録してください。

キーワード

検索対象の文字列を入力します。

※ 指定可能な文字数は10,000文字以内です。

条件 検索対象のキーワードがどのような状態の時に転送するかを選択します。
転送先メールアドレス

転送先のメールアドレスを入力します。

※ ループが発生しないよう、転送先の設定にはご注意ください。

※ 指定可能な文字数は256文字以内です。

メール保管

「メール保管」欄で、メールの保管方法を選択します。
対象メールアカウントでメールの受信を行う場合は「保管する」に設定してください。

メール保管を設定

メール転送時のFromアドレス変更

メールの転送時に差出人アドレス[From]の変更を選択します。
なお、メール転送に送信先サーバーにDKIMを利用したい場合は、事前に[DKIM設定]が必要です。

DKIM設定

メール転送時のFromアドレス変更
3設定完了

設定が正常に行われると、完了メッセージが表示されます。

設定完了