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決められた仕様をただ実装するのではなく、お客さまと向き合い、将来をも見据えたサービス提供を実践している2人がプライベートクラウドの開発とIDCフロンティアのインフラの未来について語っています。
オペレーション本部 サービス運用部
プライベートクラウド を含む、IDCフロンティアのクラウドインフラ全体の 開発と運用を率いる。業界27年のプロフェッショナル。
オペレーション本部 サービス運用部
プライベートクラウド の全体的な設計を担う技術主管を担当。サービス機能面の要件定義から使用するハードウェア選定まで幅広い業務をこなす。
H.S.
IDCフロンティアの前身、国際デジタル通信時代に新卒入社しました。社名は何度か変わりましたが、今年で27年目になりました。昨年まではマネージャとしてプライベートクラウドの開発や、開発のために必要な検証にも携わっていましたが、今年からはIDCFクラウドを含めたインフラ全体を見る立場になったため、一歩引いた立場から関わっています。
T.M.
新卒で7年前に入社し、現在はプライベートクラウドの設計業務を担当しています。サービスの機能面での要件決めから使用するハードウェアの選定まで、全体的な設計を担っています。また、構成変更やバージョンアップの際の検証作業も担当しています。
T.M.
グループの中で、プライベートクラウドサービスの設計業務は、 私ともう1名の2名が担っています。 私はVMware vSAN™、もう1名は ネットワーク、といった形です。サービス提供の規模からすると 少人数だと思います。明確に役割分担しているわけではなく協働で 設計を進め、得意分野の知見を活かして互いにフォローしています。
業務内容は幅広く、新サービス開発のためだけでなく、現行サービス維持 のためにも、新しいソフトウェアやハードウェアの検証を実施しています。 検証するための環境も自分たちで構築しています。
レイヤーの高いエンジニアには馴染みが薄いと思いますが、ラックにサーバーが何台積めるかの消費電力計算など、構築やラッキングまで考えて全体設計をしています。 チームで連携して業務をするうちに、専門分野以外にもサービス提供に関わるさまざまなことが考慮できるようになりました。
H.S.
サービス創りでは、企画担当から一方通行でサービス要件が下りてくるのではなく、コンセプトを元に一緒にサービス仕様と技術仕様を詰めていきます。少数体制だからできるメリットの1つで、幅広くサービスに関わりたいエンジニアにとっては魅力的な職場だと思います。
設計は、製品の機能ありきではなく、ご利用いただくお客さまの顔を思い浮かべながら要件に合う機能や性能を提供できるようにこだわっています。ソフトウェアやハードウェアが持っている機能をどこまで提供するのかを確定させることが難しいところです。
提供した方がお客さまの利便性は向上するものの、セキュリティの要件を満たせなくなる、あるいは運用負荷が極端に上がってしまうといったような課題がある際、両者をどこでバランスさせるかについては、企画・運用・技術の担当者で常に議論になる部分です。
「いいサービス、お客さまの役に立つサービスにしたい」という想いが同じなので、自分の立場だけを主張する対立した議論にはなりませんし、みんなでなんとかしようという雰囲気です。
T.M.
お客さまと直接お会いすることはありませんが、営業やSEがお客さまから受けた質問や相談に対して、一緒に解決策を考え、参考になるWebサイトを案内したり、アドバイスをしています。 バージョンアップやメンテナンスでも、お客さまがどういう種類のサービスをどうやって動かしているか、事前の留意事項もしっかりとヒアリングしてもらい、非常に密なコミュニケーションをとってお客さまの環境を把握しています。
パブリッククラウドであるIDCFクラウドは、IDCフロンティアが自社開発したポータル画面をお客さまに操作していただくのですが、運用管理を行っている我々はプライベートクラウドと同じインタフェースを直接操作しますので、プライベートクラウドのお客さまが普段触っているものと基本的な操作は同じなので、ある意味、お客さまと同じ利用者目線も持っています。
このようにお客さまとの丁寧なコミュニケーション、VMware製品ユーザーとしての苦労や経験値が、現在のサービスに活かせていると思います。