導入事例

データアーティスト株式会社様

分析スピードの向上が分析結果の向上に直結!
ビッグデータ分析サービスの導入がビジネスに与えたインパクトとは?

いままでのようにサーバの選定やシステム構築を行う必要はなく、「インフラの問題をあっさり突破できました」

代表取締役社長 山本覚氏

昨今、ビッグデータに注目が集まっている。データアーティストは、多くの企業からデータを預かり、膨大なデータからトレンドをつかんで次の一手を見出すデータドリブンなマーケティングコンサルティング会社だ。

「データには必ず答えやヒントがあります」、そう語るのは同社のデータサイエンティスト アグチバヤル・アマルサナー(アマル)氏。今回は、アマル氏と同社代表取締役社長 山本覚氏にビッグデータ分析サービスである「トレジャーデータサービス by IDCF」(以下TDサービス)をいかに時代が必要としているのかについてお話を伺った。

分散処理基盤をすぐに使える

データアーティストは2013年に設立。大手広告代理店をはじめ、さまざまな企業と協力し、ECサイトやメディアの購買率を高めるなどの施策、ツールを提案、提供している。同社はクライアント企業からデータを預かり、クライアントとの対話を通じて要望をヒアリング、分析すべき内容を具体化してさまざまな分析、調査を行っている。

データサイエンティスト アマル氏

これまで同社では、大手外資系のクラウドサービスのインスタンス上でRDBを使ってデータの分析を行っていた。分析の処理速度を高めるため、できる限りメモリが大きいマシンを選択。しかしそれでも、膨大な量のデータから分析結果を引き出すには丸一日要するもの処理もあったという。

「分散処理を行えば、分析時間を短くできると考えていました。しかし、そのためには分散処理基盤が必要となりますが、社内で構築するとなるとかなりのコストと専門的な技術、知識を要するとよく聞きます。弊社もその理由でリソース投入まで踏み切れず、分散処理基盤をもっと簡単に用意できたらいいなと思っていました。」(アマル氏)

こうした悩みを解決したのがクラウド型の分析基盤。いままでのようにサーバの選定やシステム構築を行う必要はなく、アカウントを登録してすぐに使用できる。「導入はとても早かったです。チュートリアルを実施して数十分後には、データのインポートを始めていました。」(アマル氏)と当時を振り返った。

1日かかっていた分析が数十分で完了!

「TDサービスの導入で、大きく二つの恩恵がありました。ひとつは膨大なデータを簡単に取り込めるようになったこと。もうひとつは、分析結果を素早く出せるようになったことです。」(アマル氏)

お客さまのデータはHDDなどの物理媒体で預かったり、ダウンロード提供されたりしているが、分析するためにはほぼ必ず前処理が入る。TDサービス導入でその処理時間が大幅に短縮された。また、預かった大量データを一旦保管するための場所としても活用しているという。

「一方で、分析にかけてから結果が出るまでの時間も大幅に短縮できました。以前は1時間かかっていた分析が数十秒で、1日かかっていた分析が数十分で結果を出せるようになりました。データ分析はどのように結果が出るかわかりません。分析時間が短くなり、トライ&エラーを数多く繰り返せるため、さまざまな視点で分析を実行することができるようになりました。」(アマル氏)

分析の速度が上がったことにより、同じデータに対して多角的に分析を行うことができるため、結果的に分析の質も向上していった。

データ分析の今、データビジネスの未来

「アマルの話でも出ましたが分析結果が直ぐに得られる効果というのは非常に大きい。データ分析は何を目的にしているかが大事で、分析自体が目的になってはいけません。目的はお客さまの課題を解決すること、何でもいいから解決する事です。データ分析速度が向上したことで、お客さまの課題を解決するための方策を導き出しやすくなりました。」(山本氏)

さらに、分析結果の質を高めつつ、インフラに掛かっていたコストを半減させたことも驚きだ。この点も山本氏は非常に満足している。

「データ分析を生業とする以上、ゆくゆくは自社で大規模なデータを取得する構想も持っています。その際もTDサービスがある事でさまざまなハードルを突破できる。具体的には容易にデータを集めてためる。そのまま高速な分析を実施する。それが安価にかつエンジニアリソースを割かずに実現できる。これは僕らのような事業者にとっては大きな意味があります。」(山本氏)

業界全体にデータサイエンティスト不足が叫ばれている中、最後にデータアーティストではどんな人材を求めているのか山本氏に聞いてみると「フィーチャーを作れる人」との答えが返ってきた。分析手法への理解やBIツールの習熟度はあくまで参考程度。無数のデータから未来に繋がる特徴に気付けるセンスのある人が欲しい、という意味だそうだ。

ここ数年業界を賑わす「ビッグデータ」。データアーティスト社はデータ分析の専門家集団ならではの視点で業界を盛り上げていく。その際、今後もTDサービスが大きな武器として利用されていくはずだ。

導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 データアーティスト株式会社
設立 2013年6月21日
代表取締役社長 山本 覚
事業内容 1.マーケティングコンサルティング事業
2.ソフトウェア事業
URL http://www.data-artist.com/新規ウィンドウを開きます

※掲載内容は、本事例の掲載日2015年7月7日時点の情報です。
※2016年10月1日より、サービス名称が「Yahoo!ビッグデータインサイト」から「トレジャーデータサービス by IDCF」に変更となっております。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2015年07月07日掲載