VIRTUAL BRIDGE（Interconnect：SINET） バーチャルブリッジ インターコネクト：SINET

サービスの特長

セキュアな閉域網で大切な研究データを守る

バーチャルブリッジ（インターコネクト：SINET）は、インターネットを経由しない完全な閉域網（L2ネットワーク）を利用しているため、外部からの不正アクセスや情報漏洩リスクを抑制します。機密性の高い研究データや学術情報を、安全に、安心して送受信することが可能です。IDCフロンティアが通信経路を徹底管理し、研究機関の重要データをしっかり保護します。

安定した通信を提供する帯域確保型サービス

本サービスは、1Gbps～5Gbps*の帯域保証型でご提供いたします。ベストエフォート型とは異なり、ピーク時でも通信速度や品質が低下しない安定した環境を実現します。大容量のデータを高速かつ確実に送受信できるため、リアルタイム性が求められる遠隔共同研究や、大規模な実験データ転送にも適しています。

* 5Gbps超の帯域をご希望のお客さまはお問い合わせください。

冗長化された高信頼ネットワーク環境

サービス提供に使用する機器やネットワーク回線はすべて二重化されており、万一のトラブル時にも通信が途切れることなく高い可用性を保ちます。さらにIDCフロンティアが設備の設置・運用を一元的に管理するため、お客様側の運用負担を軽減。24時間365日安定稼働する高信頼ネットワークで、研究活動を支えます。

高負荷DC・国産クラウドと直結

IDCフロンティアでは、高負荷対応のデータセンターと多彩な国産クラウドサービスをご用意しており、これらをSINETと組み合わせることで、外資系クラウドに比べて為替変動に左右されず低レイテンシ環境を構築できます。
また、SINETの閉域網を利用することで大容量データを高速かつ安定的に転送しながら高度な機密性を確保でき、AI解析や共同研究など多様なワークロードを安心して運用できます。

ご利用例

大学・企業間のマルチクラウドデータ連携

Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureなどと、SINETで結ばれた大学・研究機関を同一の閉域網上で統合運用。クラウドのデータレイクから分析結果を安全に共有し、オンプレミス環境からクラウド、学内ネットワークまでシームレスにデータ連携を実現します。

遠隔実験装置のセキュアなモニタリング

顕微鏡や加速器など大型実験装置を、IDCフロンティアのデータセンター内制御サーバで一元管理。SINET閉域網を介して映像と制御信号をやり取りすることで、遠隔地からでも低遅延・高画質な操作と監視が可能です。

大容量ファイルの相互バックアップ
DR（ディザスタリカバリ）

大学や研究機関のストレージとIDCフロンティアのデータセンター内を双方向でレプリケーション。SINETの高信頼閉域網を利用してネットワーク障害時でも自動フェイルオーバーし、大容量データを安全に同期・保護します。

* Amazon Web Services、AWSは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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* その他、記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。