九州大学様
IDCFクラウドを修士学生の授業やハンズオンに利用

QITOは世界に通用するICTアーキテクトを育て上げる教育コースとして、2007年に九州大学大学院に設立され、実社会の実問題に取り組む”PBL”(Project Based Learning)や各界で活躍する経営者や技術者などを招いた“オムニバス講義”などを早くから取り入れ、多くの通信技術者を輩出しています。
九州大学 大学院システム情報科学府 情報知能工学専攻 社会情報システム工学コース QITOコース 細合様にお話を伺いました。
IDCFクラウドの用途

・クラウド利用
2015年度後期の修士2年生のPBL(*)授業で、実際に開発するシステムやプロジェクト管理用のサーバーとして利用しています。
また、機械学習の勉強会でライブラリの検証などにも利用しています。
*Project Based Learining :“問題解決型”の学習形式で、社会や技術などの課題に対して、グループで自立的に課題分析や解決方針を出し実証するもの。近年の複雑で変化の早い社会課題に対して、講義と実習を行う積み上げ型とは違った実践的な学習形式として採用が進んでいます。
・クラウドハンズオン
クラウド利用のためのハンズオン講義を行い、クラウド利用で心配になる課金の仕組みや初期の利用方法について、実際にサービスにふれながらサーバーの起動までを行いました。

効果
PBLでは、学外で実際にシステムが機能するか実証することなどがあり、セキュリティを考慮しつつインターネット上に簡単に公開できる環境を持ったことは、学生にとって外部からも成果のフィードバックを得ることができると期待しています。
また、将来的に起業などを考えている学生にとっては、商用のクラウド環境でプロトタイプ(試作)できる環境が、学習へのモチベーションを高めると思います。
今まではネットワークの設定など教員による設定に時間がかかり、学生からの問い合わせの対応なども多かったが、IDCFクラウドはWeb画面上から操作可能なため、学生が自立的にサーバーを管理できるようになり授業の効率が良くなったと思います。

今後の展望
研究や実証を行う上で非常に有益だと感じている。修士1年の早い段階でクラウド利用について教育をするなどし、学生の自立的な研究や実証を助けられるようしていきたい。
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2016年01月18日掲載