導入事例

株式会社ネットプライス様

インターネット上での共同購入サービスで急成長。全面移設先として選んだデータセンターの要件とは

ギャザリング(独自の共同購入方式)というユニークなインターネット通販サイトを展開し、2000年のサービススタート以来、著しい成長を続けるネットプライス。
そのネットプライスを中心としたネットプライスドットコムグループが、約200台もの機器の全面的な移設先として選んだのがIDCフロンティアのデータセンターでした。ネットプライスがデータセンターに求めた要件と移設のポイントをご紹介します。
<ギャザリング(共同購入)サイト運営>

旧データセンターのファシリティは限界 移設プロジェクトがスタート

ソリューション本部 システム管理チーム リーダー 水書 靖之氏
ソリューション本部
システム管理チーム リーダー
水書 靖之氏

ネットプライスドットコムグループの中心企業であるネットプライスは、「集まれば集まるほど安くなる」をコンセプトにインターネット上でギャザリングによる新しい買い物の形を提供。取扱商品はファッション、コスメ、家電から生活雑貨まで幅広く、そのユニークな形態はメディアでもしばしば取り上げられています。
ソリューション本部 システム管理チーム リーダーの水書氏は、「サービス拡大のスピードが著しく、サーバーもトラフィックも加速度的に増えていきました。当然、求められるサーバーの冷却能力や電源能力は上がりますが、当時利用していたデータセンターはファシリティが老朽化し、それに対応できる状態ではなかったのです。回線量も限界が見えていたので、抜本的な解決はデータセンターの移設しかありませんでした。」と語ります。
こうして期間にして約2年、移設先として検討したデータセンターは20社以上にも及ぶ移設プロジェクトがスタートしたのです。

多岐に渡った選定ポイント すべての要件を満たすデータセンターは?

選定をはじめた当初は、"高集積化、熱対策への対応をはじめとした拡張性のあるファシリティ"、 "ネットワーク回線容量の確保"という2点を最重要項目と考えていましたが、検討を重ねるうちに社内体制の変化などもあり、選定ポイントは多岐に渡っていったといいます。(図1)
「コア業務に集中するために内部で行っていたサーバー運用をMSPベンダーにアウトソースしていたのですがシステム費用の増大が問題になっていました。運用まで任せられるデータセンターがあれば窓口は一つで済むし、トータルコストも削減できると考えました。さらに、将来的にはディザスターリカバリーも避けては通れない問題ですので、首都圏以外にデータセンターを持っているというのも大きなポイントになりました。」(水書氏)
そのような物理的な要件に加え重視したのは、会社としてのスピード感だといいます。「当社の事業のスピードは尋常ではありません。日々変化していく要求に迅速かつ柔軟に対応できるところでなければパートナーとはなり得ないと感じました。いくら物理的要件が整っていてもそこのスピード感がなければ意味がありませんから。」(水書氏)

図1 ネットプライス課題ポイント

移設はパンドラの箱!? 全面的な支援体制で期待通りの成果を

最終的に移設先としてIDCフロンティアが選ばれましたが、約200台もの機器を全面移設する作業は簡単なものではありませんでした。「当初の担当者は既にいませんでしたし、ドキュメントもきちんと揃っていない。はっきり言って移設はバンドラの箱を開けるようなものだとも思いました。特に移設後、サービスが動くまでが一番大変なのですが、IDCフロンティアの支援体制は思った以上に整っていて、スケジュールや何かあった場合の切り戻しポイントなども綿密に設定し、試験運用の際、想定外のトラブルがあっても迅速に対応してもらい大変助かりました。」(水書氏)
移設後は、仮想化によって60台の物理サーバーが、わずか8ブレードで構成されるエンクロージャに集約され、エアフローの綿密なシミュレーションから生まれたIDCフロンティア独自のラック冷却システムで効率的に冷却することにより、最大の懸念事項であった高集積化による拡張性の確保を実現。主要な問題解決に加え、利用しなくなった物理サーバーは新規システムを試験的に運用するなどして効率的に活用しているといいます。
その他の課題についても、「移設により期待通りの成果を得られました。」(水書氏)との嬉しいお言葉をいただきました。
"パンドラの箱"とも表現された移設プロジェクトですが、水書氏は次のように語ります。「移設は確かに大変な労力ですが、きちんとしたパートナーを選べば、それに見合う効果はついてくるはずです。まだ移設間もないですが、今後のコスト削減効果にも期待をしています。」

図2 移設プロジェクトの概要

運用のアウトソースでコア業務に集中 成長を支えられるパートナーに

常に社内で新規事業などの新しいプロジェクトが動いているというネットプライス。「我々はシステム部門のエンジニアであっても常に会社の売上げを意識して仕事をするべきだと思っています。そのためには、運用部分などは外部にアウトソースして新しい技術の開発などのコア業務に集中できる環境が必要です。IDCフロンティアには今後、さらに運用にぐっと入り込んでいただきたいですし、一緒にシステムを作っていくパートナーとなっていただくことを期待しています。」と水書氏は語ります。
レベルの高い要求にスピーディに対応し、目覚しい成長を続けるネットプライスの強力なパートナーとなっていけるよう、今後も全力で支援させていただきたいと考えています。

導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 株式会社ネットプライス
所在地 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー6F
設立 1999年11月
代表取締役社長 佐藤 輝英
資本金 1億25百万円(2009年3月末日現在)
事業内容 携帯電話およびパソコンなどからアクセス可能なインターネット上での通信販売事業、各種Eコマースの企画・開発事業など
URL http://www.netprice.co.jp/新規ウィンドウを開きます

掲載内容は、本事例の掲載日2009年6月29日時点の情報です。

記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2009年06月29日掲載