プレスリリース(2010年)

IDCフロンティア、ディー・エヌ・エーと共同で『モバゲークラウド』を提供

モバゲータウン・Yahoo!モバゲー公式インフラのプラットフォームに

2010年10月21日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:真藤 豊、以下IDCフロンティア)は、株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:南場智子、以下DeNA)が提供するソーシャルアプリ向けのクラウドサービスとして、『モバゲークラウド IDCフロンティアプラン』を10月21日より提供いたします。

『モバゲークラウド IDCフロンティアプラン』は、IDCフロンティアのパブリック型クラウドサービスである、NOAHプラットフォームサービス(以下、NOAH)の開発・運用と、1年以上の提供実績から蓄積されたノウハウを活かし、高いクオリティとコストパフォーマンスを兼ね備えたサービスです。DeNAが提供するモバゲータウンおよびYahoo!モバゲー専用のインフラサービスとして、ソーシャルアプリプロバイダー向けに提供されます。

ソーシャルゲームの2010年の市場規模は前年比約2.2倍の747億円に達し*1、今後も順調に拡大するものと言われています。ソーシャルゲームの多くは、無料の基本料金とアイテム課金によるマネタイズがビジネスモデルとなっており、参入への障壁は少ないものの、事業化までのコスト抑制がソーシャルアプリプロバイダー共通の直面する課題です。

本サービスは、開発コストを極力抑えつつ、ゲーム提供開始から収益性が確保できるまでの期間の支援や、ゲーム提供における突発的なアクセス増への対応など、多くのソーシャルアプリプロバイダーが直面する問題を解消・支援するサービスで、主な特長は次の通りです。

      1. 仮想マシンは当社比約3分の1となる料金体系
      2. ネットワーク利用料は3ヶ月間無償提供
      3. 月額0円からのネットワーク帯域保証
      4. 専用物理サーバーと組み合わせたハイブリッド構成
      5. 高可用性のNOAHに移行が可能

IDCフロンティアはインターネットデータセンターとしてお客様ビジネスの安心・安全の確保に努めるとともに、NOAHの提供を通じて可用性と拡張性の高いシステム開発基盤の提供を行ってまいりました。今後も、これらの事業を通じて蓄積したノウハウを応用し、ソーシャルアプリゲーム開発事業者のニーズに沿ったサービス開発を行い、市場の活性化ともにお客様ビジネスの発展に貢献したいと考えております。

以上


      *1 出典:株式会社矢野経済研究所「ソーシャルゲーム市場に関する調査結果2010」(2010年6月28日)

<企業情報>
【IDCフロンティアについて】(http://www.idcf.jp/)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 真藤 豊
事業内容:データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他

株式会社IDCフロンティアは、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国9箇所で運用しており、SaaS/PaaS/IaaSに代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。