トピックス(2023年)

新年のご挨拶

2023年01月04日

あけましておめでとうございます。

昨年は長引くコロナ禍の影響に加えて世界情勢の不安から、全世界的に続くサプライチェーンの混乱や燃料・原材料価格の高騰、インフレや為替の変動など、企業や人々の生活にも大きな影響が生じた一年でした。

これらは当社の事業環境にも影響があった一方で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを始めとした、企業のデジタルインフラに対する投資意欲は引き続き旺盛であり、事業機会でもあると感じています。

このような中、クラウド利用の高まりやAIの活用など、データセンター、クラウドの両事業において市場のニーズに呼応した様々な取り組みを行ってきました。

データセンターにおいては、ハイパースケーラー、オーバー・ザ・トップなど大規模利用にお応えできる「東京府中データセンター」で、国内有数の高電力供給と機器の高集積が可能な「高負荷ハウジングサービス」の提供を開始し、AIシステムや機器の集約などで好調なお引き合いをいただくことができました。

クラウドにおいては、パブリッククラウドのハードウェア専用マシンのスペックを大幅強化した「7XL240」の投入や、プライベートクラウドでは高信頼・大容量の個社専用ストレージオプションの提供など、高速処理や最適なデータ保管環境の提供を開始しました。

ネットワークにおいては、当社サービスとメガクラウド間、また当社データセンターと他社データセンター間を閉域で相互接続する「インターコネクト」の提供を開始し、昨今のマルチクラウド・マルチインフラの利活用にも応えるサービスを揃えました。

社会のデジタルシフトはこれからも加速をし続けることでしょう。当社のデジタルインフラが社会インフラとして重責を担っていることを再認識し、お客さまの期待に応えるべく高品質で安定したサービスの提供と強化に努めて参ります。

本年もIDCフロンティアをよろしくお願い致します。

IDCフロンティア 代表取締役社長
鈴木 勝久