導入事例

株式会社フーバーブレイン様

12台から2台のサーバーに集約
ウイルス定義ファイルの配信負荷軽減に成功

サイバー攻撃から情報を守るフーバーブレイン

株式会社フーバーブレインはサイバーセキュリティソリューションの提供、テレワーク環境の構築、生産性およびクオリティオブライフの向上支援を行っています。
同社で提供している「EX AntiMalware v7(イーエックス アンチマルウェア ブイセブン)」は、PCに侵入した各種マルウェアやグレーツールを検知、隔離・駆除し保護するセキュリティ製品です。

年々深刻化するサイバー攻撃に立ち向かうべく、多くのセキュリティ製品の開発、運用、サポートを担当する同社の情報システム部 部長、韓富根(ハン ブクン)氏と塚本真誠氏にお話を伺いました。

株式会社フーバーブレイン 韓富根(ハン ブクン)氏(左)、塚本真誠氏(右)
株式会社フーバーブレイン 韓富根(ハン ブクン)氏(左)、塚本真誠氏(右)


今回はオンラインにてお話を伺いました。


「ウイルス定義ファイルの配信によるサーバー負荷が課題でした」

ー最初に、御社の製品について教えてください

「主に『EX AntiMalware』、『Eye”247″(アイ・トゥエンティフォー/セブン)』という2つのブランドから製品を提供しています。『EX AntiMalware』はマルウェアからPCを守るセキュリティ製品で、『Eye”247″』は情報漏えい対策などの生産性向上ツールです。

いずれも様々な提供形態、経路がありますので、サポートに関してもそれぞれに合ったものを提供しています。
セキュリティ製品というのは、マルウェアが世の中に出てからできるだけ早く確実にウイルス定義ファイルをユーザーへ配信する必要があります。」(塚本氏)

既知・亜種・未知の脅威からPCを守るセキュリティ製品「EX AntiMalware」
既知・亜種・未知の脅威からPCを守るセキュリティ製品「EX AntiMalware」


「フーバーブレインでは2011年から『EX AntiMalware』のインフラとしてIDCフロンティアのサービスを利用しており、当時はマネージドクラウド*を利用し、ダウンロードサーバーや配信サーバーを自社で構築していました。

マネージドクラウドを導入した当初はマルウェア製品の提供を開始したばかりでしたので、少ないサーバー台数から利用をスタートしたのですが、徐々にユーザーも増えたためサーバーの処理能力が不足していき、そのたびにサーバーを増強し、最終的には12台にまで拡大しました。」(塚本氏)

* サービス名は「IDCフロンティア クラウドサービス マネージドタイプ」



株式会社フーバーブレイン 韓氏
株式会社フーバーブレイン 韓氏

「ウイルス定義ファイルは『EX AntiMalware』のマルウェア対策エンジンの提供元である企業が随時更新、配布をしており、配布されたウイルス定義ファイルを一度フーバーブレインのサーバーに置き、『EX AntiMalware』用のデータに変換処理を行ってからユーザーへ配信しています。

そのため休み明けなどにはウイルス定義ファイルの差分が蓄積されて容量が大きくなることや、それらを一斉に配信することでアクセスが集中しサーバーの負荷が上がっていました。

また運用面でも課題があり、ウイルス定義ファイルに関する処理を12台のサーバーに対して1台ずつ適用しなければなりません。ある程度の自動処理を行ってはいたのですが、どうしても手動の対応が発生し運用がとても大変でしたので、CDNの導入を決めました。」(韓氏)

高速キャッシュ削除でアップデート時の不具合も解消

ー「IDCFクラウド CDN*」を選んだ理由を教えてください

株式会社フーバーブレイン 塚本氏
株式会社フーバーブレイン 塚本氏

「IDCフロンティアのCDNを導入し、さらにCDNのオリジンサーバーとして『IDCFクラウド』も導入しました。
CDNを導入することでマネージドクラウドでは12台あったサーバーが2台にまで減り、サーバーの負荷軽減はもちろん、運用面でも大きな改善となりました。

その後、IDCフロンティアのCDNがリニューアルするタイミングで他社のCDNサービスも検討したのですが、比較したCDNはファイルをそのサービス内のストレージに置いてキャッシュする方法を取っていたので、静的なファイルしか扱えませんでした。

一方で『IDCFクラウド CDN』はHTTP/HTTPSでオリジンサーバーとCDN間を通信しているので、仮想マシンをオリジンサーバーとしたり、動的なファイルなどもキャッシュできることが大きなアドバンテージでした。

さらに、フーバーブレインで提供している生産性向上ツールの『Eye”247″』のインフラでは他社のクラウドサービスを使用していますが、こちらもアクセス数が多くなることがあり、更新用プログラムなどを一部キャッシュさせるためにCDNを導入しました。
『IDCFクラウド CDN』では他社クラウドサービスとの通信も簡単に行えることが決め手です。」(塚本氏)

* Fastly のエッジクラウドプラットフォームを基盤として採用したコンテンツ配信サービス



ー「IDCFクラウド CDN」導入のメリットを教えてください

「時間帯によっては同時に何万というアクセスがあるので、サーバーの負荷を軽減するために、定義ファイルだけではなく、更新用プログラムなどもCDNに置いています。

以前は、『EX AntiMalware』のアップデートでアクセスが集中し処理に時間がかかることや、オリジンサーバーに最新の更新用プログラムを配置しても、古いプログラムのキャッシュが残っていることが要因ですぐにはアップデートができないという事象が発生し、カスタマーサポートによく問い合わせが来ていました。

『IDCFクラウド CDN』にはインスタントパージという機能があり、この機能をプログラムにも組み込んでいるので、コマンド一つで素早くすべてのキャッシュクリアができるようになり助かっています。」(塚本氏)

株式会社フーバーブレイン様 システム構成図
株式会社フーバーブレイン様 システム構成図


需要が増えるセキュリティ製品をよりよいものに

ー最後に、今後の展望をお聞きしました

「働き方改革の浸透や、世界的な感染症拡大の影響で在宅勤務も多いご時世なので『EX AntiMalware v7』や『Eye”247″』の需要は増えています。
不具合に関するユーザーからの問い合わせは『IDCFクラウド CDN』の導入により減っているので、さらに満足してもらえるようにパソコンに負荷を与えない更新方法や、最新のウイルス定義ファイルを安定して配信できるように、機能やパフォーマンスを改善していく予定です。」(塚本氏)

「『EX AntiMalware』と『Eye”247″』の機能を統合したブランドの製品も提供を開始し、基盤の検討もしていきたいので、これからもよろしくお願いします。」(韓氏)

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導入企業様 会社概要
会社名 株式会社フーバーブレイン
設立 2001年5月
代表取締役社長 輿水 英行
事業内容 サイバーセキュリティソリューションの提供
テレワーク環境の構築
生産性およびクオリティオブライフの向上支援
URL https://www.fuva-brain.co.jp/新規ウィンドウを開きます

※掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2021年05月19日掲載