トピックス(2008年)

Interop Tokyo 2008 コンファレンスで講演

先進的 iDC 設計構築運用の最新実態

2008年06月12日

2008年6月11日(水)、Interop Tokyo 2008 (於:幕張メッセ)で開催されたコンファレンスで、当社取締役 三浦 剛志が講演を行いました。

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プログラム:C03 「先進的 iDC 設計構築運用の最新実態」

Chair:伊勢 幸一氏(株式会社ライブドア)
Speakers: 松崎 明 氏(株式会社いい生活)、三浦 剛志(ソフトバンクIDC株式会社)

概要:高品質、高信頼さらに高機能な集合サーバー運用環境を提供するために必要な
先進的 IDCの設計構築ならびに運用技術を、最前線で活躍するエキスパートが語ります。
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Chairであるライブドア伊勢様による問題提起の後、当社三浦が米国EPA試算の将来のデータセンターにおける電力消費トレンド予測を踏まえ、今後ますます進展すると予測されるサーバー高密度化にデータセンター事業者としてどのように対処すべきか、その考え方を紹介しました。

続いて、省エネ事例のひとつとして、当社が北九州で建設中の大規模データセンター群「アジアン・フロンティア」の概要を写真やイラストを交えて説明し、建設工法のモジュール化によるJust-On-Demand方式や、サーバーの高集積化と徹底した省エネを追及することによって誕生する、環境配慮型次世代データセンターの姿をご覧いただきました。

最後に、今年3月末に大規模刷新を図った、データセンターサービスをご利用いただいているお客様専用のWebサイト、「カスタマーポータル」を紹介しました。運用業務およびお客様窓口担当者が中心となり改修を行ったこのWebサイトは、担当者だからこそ気づき実現できたBtoCレベルのインターフェースと機能を持ち、お客様から高い評価をいただいています。

三浦に続き、いい生活松崎様、Chairの伊勢様がそれぞれ「データセンターの利用」「データセンターの運用」と題して、ユーザー視点、運用視点に立った講演を行いました。

コンファレンスにご参加いただいた皆様には、データセンター利用の実態と、高度化、可能性について、多面的な視点と一歩踏み込んだ議論の場をご提供できたのではないかと考えています。

データセンターの高度化と省エネは、データセンター事業者のみならず、サーバー・ネットワーク機器メーカー、アプリケーションベンダー、そして利用者それぞれの努力と、各分野間での協力なくして実現できません。
当社は今後もこのような機会を通して、技術利用方法の可能性やサービス品質向上へ向けた情報発信を続けてまいります。

コンファレンス会場風景
ソフトバンクIDC 取締役 三浦剛志