導入事例

クルーズ株式会社様

「予測ができない」のが大きな悩み
常に一歩先を見据えてサービスを維持していく

ベアメタル、拡張性、営業のサポート力の三つが選定基準

クルーズ株式会社

クルーズは、ソーシャルゲームやネット通販など、インターネットを中心としたさまざまな事業を展開しているインターネットコンテンツ事業会社。
スクウェア・エニックス社と共同で、「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」の開発・運営を行っている。

今回は、同社の執行役員 最高技術責任者/CTO 鈴木優一氏、ディレクターの田沢知志氏に、IDCFクラウドでどのように課題を解決に導いたのかを中心にお話しを伺った。

「予測ができない」に頭を悩ませていた

同社は、オンラインゲーム特有の課題に頭を悩ませていたという。いつどのタイミングでアクセスが増えるのか、ベンチマークをとっても掴むことができなかったそうだ。また、オンラインゲームでは頻繁にデータベースを利用するため、クラウドベースのデータベースではI/Oが追いつかなくなってしまうことにも頭を悩ませていたという。

「他社のクラウドサービスも使っていましたが、I/Oが追いつかないこともありました。また、海外のクラウドサービスでは為替の影響も受け、値段が変動してしまうことも悩みの種でした。サービスで予期しないコストが発生したら許容はできるのですが、為替変動による価格変更だと将来的なコストの予測ができないんです。」(田沢氏)

物理サーバーを導入し自社で運用してしまう旧来の方法も考えたが、物理サーバーは購入から設置、稼働までの初期投資が大きくなること、リソースを使い切れないことがネックだったと続けた。そこで、安定した価格で利用できる国内ベンダーで、アクセス増にも即座に対応できるクラウドサービスを探し始めたという。

ベアメタル、拡張性、営業のサポート力の三つが選定基準

執行役員 最高技術責任者/CTO 鈴木優一氏

「IDCフロンティアのほか、国内外それぞれ二社ずつ検討しました。最も重要視したのはベアメタルです。データベースのI/Oが追いつかなくても素早くベアメタルを増やしていけば対応ができます。そして、拡張性と営業のサポート力の三つの軸で選定を進めました。」(田沢氏)

IDCフロンティアは機器選定から監視を含めた運用まで一括で行う「ベアメタルサーバー」を提供していた。そして、検討しているクラウドサービスのベンチマークをとったところ、性能面で海外二社を越える結果が出たという。また、営業から素早くレスポンスが戻ってきたのも好印象だった。

「実はベアメタルサーバーにこだわる理由はもうひとつあるんです」と鈴木氏は続けた。以前、バックアップサーバーをクラウドサービスで構築したことがあったが、データベースと同期をとる際に上手くいかず丸一日のビジネスタイムを潰してしまったという。結果として、ベアメタルが必要だと考え、IDCフロンティアに決めたそうだ。

クルーズ社 サービス構成イメージ

納期が最優先、応急処置で改修する時間を確保する

ディレクター 田沢知志氏

「サポートは企業向けのプライベートチャットで対応してくれるため、社内SEと一緒に仕事をしているような感覚でした。営業担当も技術的な話も理解してくれ、素早くスムーズに解決方法を提示してくれます。

また、ネットワークが安定しています。ソーシャルアプリケーションプロバイダー系のサービスは、ウェブとデータベース、トラフィックが多くなりますが、どれも問題なく進みました。」(田沢氏)

ベアメタルサーバーに関して、IDCフロンティアの営業担当は工夫をして対応したそうだ。事前に台数がわかっていれば、発注をかけて準備できるが、ユーザーによっては「明日欲しい」と言われることもある。そのため、ユーザー全体を俯瞰し、営業部内で連携をとり、ユーザーの重要度、緊急度に合わせて在庫管理、調整していったという。

「弊社もそうですが、ゲーム会社は納期ありきで話を進める傾向にあります。この場合、課題がわかっていても直す時間がないんです。だから、インフラならスケールアップで対応するのが手っ取り早く解決できる。応急処置さえできれば、きっちり直す時間が確保できるんです。」(鈴木氏)

クラウドサービスはこの応急処置がしやすいと鈴木氏は続ける。トラブル発生箇所の切り分けや、サーバーのスペックアップをする際にも再起動の必要がなく、素早い対応ができるようになったそうだ。

インターネット上にどれだけ情報が出回っているかを見ている

クルーズ社のオフィス。会議室「アラスカ」にて。

「どのクラウドサービスが良いかは、企業の成長ステージによって違うと考えています。特に情報がないとき、社内の技術者はインターネット上で情報がどれだけ手に入るかを調べます。もしトラブルが起きても、情報が多ければ自分で直すことができますよね。海外のクラウドサービスが強いのは、こうした情報が多く出回っているからではないでしょうか。」(田沢氏)

この点はまだIDCフロンティアは改善の余地があると鈴木氏は指摘するいっぽうで、ある程度大きな規模、技術的なノウハウがあるならば、自前でアーキテクチャを組むこともできるため、IDCFクラウドが最適ではないか、との言葉もいただいた。

「今後、IT業界では固有の技術はリスクになっていくと思います。ひとつの技術が飛び抜けている人材よりも、複数の技術をまんべんなく見られる人材が“飛び抜ける”のではないでしょうか。私たちクラウドサービスを利用する側にとっては、独自技術で規模の小さい会社のクラウドサービスを使うことはリスクです。だからこそ、インターネット上に情報が多い、または安定した経営基盤を持つ会社を選んでいきたいんです。安定しているという点でIDCフロンティアを信頼しています。」(鈴木氏)

導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 クルーズ株式会社
設立 2001年5月24日
代表取締役社長 小渕 宏二
事業内容 ・インターネットコンテンツ事業(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)
・インターネットコマース事業(SHOPLIST.comなどの運営)
・インターネットソリューション事業
URL http://crooz.co.jp/新規ウィンドウを開きます

※掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2016年01月14日掲載

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