EC-CUBE 3.0.x系 インストールSTEP2 データベース設定編

掲載バージョン:EC-CUBE 3.0.17(2018年12月現在)

※ Zenlogicの簡単インストール機能もご利用いただけます。
EC-CUBEの簡単インストール

EC-CUBEは、データの保存やショップの管理にデータベースを利用します。
「MySQL」と「PostgreSQL」の2種類のデータベースに対応しています。

ここでは、Zenlogicで標準提供している「MySQL 5.7」「PostgreSQL 9.6」のデータベースの利用例をご案内します。

※ 通常EC-CUBEをご利用になる範囲では、データベースの違いを認識することはありません。
一般的に商品点数が多い場合は「PostgreSQL」のほうが安定すると言われています。

データベースを起動する

Zenlogicでデータベースをご利用でない場合は、ご利用になるデータベースを選択して初期化/起動が必要です。
2種類のデータベースとも、初期化/起動手順は同様です。
データベースの初期設定

管理ツールをインストールする

データベースの設定には、データベース管理ツールをご利用ください。

Zenlogicでは、「phpMyAdmin」(MySQL 5.7用)と「phpPgAdmin」(PostgreSQL 9.6用)の簡単インストール機能をご提供しています。
画面の指示に従って、インストール先を設定するだけで、データベース管理ツールをご利用いただけるようになります。
phpMyAdmin の簡単インストール
phpPgAdmin の簡単インストール

データベースを設定する

EC-CUBEのプログラムがデータベースを利用する際に必要な情報を設定します。
この情報は、EC-CUBEのインストールの際にも利用します。

データベース管理ツールを利用した設定手順をご案内します。

MySQL 5.7の場合 - phpMyAdmin

1「phpMyAdmin」にアクセス

簡単インストール機能でインストールしたデータベース管理ツール「phpMyAdmin」にアクセスします。

ユーザー名/パスワードの入力が必要ですので、以下の情報を入力します。

「phpMyAdmin」にアクセス

ユーザー名

初めてアクセスされる場合は「root」を入力します。

パスワード

データベースの初期設定の際に設定したパスワードを入力します。

※ 2回目以降のアクセスは、本ページ内でご案内する手順で発行したデータベースユーザーのID/パスワードをご利用ください。

2設定メニューへのアクセス

phpMyAdminの画面が表示されたら、画面上部のユーザーに関するメニューをクリックします。
次の画面で「Add user account(ユーザーを追加する)」をクリックします。

設定メニューへのアクセス

※ phpMyAdminのバージョンによっては、メニュー名が英語表記(例:User account)の場合があります。

3データベースの設定

以下の項目を設定し、「実行」ボタンをクリックします。

※ 「User name」「パスワード」は必ずメモしておいてください。

データベースの設定

ログイン情報

User name

「テキスト入力項目の値を利用する」を選択し、テキストエリアに文字列を入力します。

Host name

「ローカル」を選択します。

パスワード

「テキスト入力項目の値を利用する」を選択し、テキストエリアに文字列を入力します。

「生成する」ボタンをクリックすると、セキュリティが高いものをphpMyAdminが自動的に生成します。

データベースの設定

Database for user account

「同名のデータベースを作成してすべての特権を与える」にチェックを入れます。

グローバル特権

「Check all」をクリックします。

※ 「phpMyAdmin」では、データベースのユーザー登録と同時に、同じ名前のデータベースの作成が可能です。

4設定完了

データベースが正しく設定されると、完了メッセージが表示されます。

設定完了

PostgreSQL 9.6の場合 - phpPgAdmin

1「phpPgAdmin」にアクセス

簡単インストール機能でインストールしたデータベース管理ツール「phpPgAdmin」にアクセスします。
画面左側のツリーメニューの「PostgreSQL」をクリックします。

「phpPgAdmin」にアクセス
2PostgreSQLにログイン

ユーザー名/パスワードの入力が必要ですので、以下の情報を入力します。

PostgreSQLにログイン

ユーザー名

初めてアクセスされる場合は「defaultadmin」を入力します。

パスワード

データベースの初期設定の際に設定したパスワードを入力します。

※ 2回目以降のアクセスは、本ページ内でご案内する手順で発行したデータベースユーザーのID/パスワードをご利用ください。

3ロールの設定メニューへのアクセス

PostgreSQLの画面が表示されたら、画面上部の「ロール」メニューをクリックします。
「ロール」の画面が開いたら、「ロールを作成する」をクリックします。

ロールの設定メニューへのアクセス

※ ロールとはデータベースを利用するためのアカウントの情報です。

4ロールの設定

以下の項目を設定し、「作成」ボタンをクリックします。

※ 「名前」「パスワード」は必ずメモしておいてください。

ロールの設定

名前

テキストエリアにユーザーIDとして使用する文字列を入力します。

パスワード/確認

テキストエリアにパスワードとして使用する文字列を入力します。

スーパーユーザーですか?
~ ログインできますか?

すべてチェックを入れます。

上記以外の項目

特に設定しなくても問題ありません。

5ロールの設定完了

ロールが正しく設定されると、完了メッセージが表示されます。

ロールの設定完了
6データベースの設定メニューへのアクセス

画面上部の「データベース」メニューをクリックします。
「データベース」の画面が開いたら、「データベースを作成する」をクリックします。

データベースの設定メニューへのアクセス
7データベースの設定

以下の項目を設定し、「作成」ボタンをクリックします。

※ 「名前」は必ずメモしておいてください。

データベースの設定

名前

テキストエリアにデータベース名として使用する文字列を入力します。
ユーザー名と同じでも問題ありません。

エンコード

「UTF8」を選択します。

上記以外の項目

特に設定しなくても問題ありません。

8データベースの設定完了

データベースが正しく設定されると、完了メッセージが表示されます。

データベースの設定完了