オンプレミスvsクラウド
移行のメリットや課題

オンプレミスvsクラウド 移行のメリットや課題

オンプレミスとは

IT システムを構築する際に、サーバーやネットワーク機器を購入(リース契約など)して、自社の建物内に設置・運用していくことを「オンプレミス」あるいは「自社運用型」といいます。オンプレミスは、従来から企業で一般的に利用されています。

クラウドが登場する以前は、システムやWebサイト構築・運用時の選択肢はオンプレミスか、外部のハウジング(コロケーション)やレンタルサーバー利用が大半でした。

しかし近年では、インターネット上の外部リソースであるクラウドコンピューティングなどを活用することで、同様のITシステムを構築することができるようになり、クラウドへの移行が加速してきています。

クラウドとオンプレミス。それぞれのメリット・デメリットを比較して見ていきましょう。

■オンプレミスとクラウドの比較

オンプレミス クラウド

コスト形態

資産

経費

コスト

よくない

サーバーやソフトウェアライセンス、ネットワーク機器の購入など初期費用が高額。
数年後の使用量を想定して初期投資が必要。

大変良い

初期費用無料が一般的。低コストでスタートでき、必要な時に必要なだけサーバー増減が可能なため、コストを最適化しやすい。

インフラ調達期間

まあまあ良い

機器調達に、数週間から数ヵ月かかる。

大変良い

アカウント登録後すぐに利用できる。Web上から、サーバー台数の増減やスペック変更などが行える。

カスタマイズ

大変良い

自前で構築するため、要望にあわせて自由にカスタマイズ可能。

まあまあ良い

IaaS型クラウドの場合、比較的自由度高く使える。

ネットワークセキュリティ

大変良い

自社内の閉じたネットワーク環境下でシステム構築・運用できるため安心。

まあまあ良い

他のユーザーと物理的に分かれたプライベートネットワーク(VLAN)環境を利用できるため安全。

既存システムとの連携

大変良い

同一ネットワーク内にある社内システムとの連携や統合などの自由度は高い。

まあまあ良い

インターネット利用を前提とした場合、連携不可のケースもある。閉域網接続などインターネットを経由せずに、自社システムと連携するハイブリッド利用も増えている。

障害対応

よくない

自社で復旧作業を行う。場合によって現地へ駆けつける。

まあまあ良い

クラウド事業者が復旧作業を行うため、インターネット越しに復旧を確認できる。

社内システムをクラウドへ移行するメリット

企業が構築するITシステムを、オンプレミスからクラウドに移行するメリットは、以下の5つが挙げられます。

■関連サービス

クラウド移行時に検討すべき課題

このように、オンプレミスからクラウドへ移行するメリットはたくさんありますが、システム切り替え時にはいくつか検討しておきたい課題もあります。

1つ目は、既存システムの要件がクラウドにマッチしているかを十分検討することです。クラウド化のメリットであるコスト削減を実現するには、現状のシステム要件の洗い出しが非常に重要なポイントです。セキュリティ要件や運用マネジメント、ほかの社内システムとの連携をどうするかなど事前に検討しておくとよいでしょう。

2つ目は、ネットワークに関する課題です。クラウドサービスは、インターネット経由でサーバー環境を利用できるのが魅力。一方、オンプレミス環境下の社内システムは、管理データや顧客情報などセキュアに取り扱うシステムが多いため、同一ネットワーク内に構成されていることが多いです。

しかし、最近では「インターネットVPN」や、インターネットを介さない「閉域網接続」を利用したケースが増えており、自社とクラウド間をセキュアに接続する手段がクラウドサービス側で用意されているので安心です。 以前は自社システムとの連携に懸念があって諦めていたケースでもクラウド化が進んでいます。

IDCFクラウドでは、無料機能のリモートアクセスVPN拠点間VPNのほか、お客さまオフィスとIDCフロンティアのクラウド・データセンター間を閉域網でセキュアに相互接続する「プライベートコネクト」もご利用いただけます。 移行の前に、現状のネットワーク要件を整理してクラウド事業者と相談しておくと良いでしょう。

■用語解説

まとめ

オンプレミスとクラウドぞれぞれの特長や、クラウド移行のメリットや課題についてふれてきましたが、クラウド化すればすべてが良いというわけではありません。最近、オンプレミスとクラウドのいいとこどりである“ハイブリッド利用”の事例も増えてきています。

自社システムをどこまでクラウド化するのかを決め、コストメリットや運用方針、事業継続性などをトータル的に判断し、クラウド化の方針を決めていきましょう。

とはいえ、いざ具体的に検討となると、複雑で煩雑、膨大な調査や検討項目が発生してしまい、二の足を踏むこともあるのではないでしょうか。そんな時はクラウド事業者の無料コンサルティングなどを利用して、一緒に検討してもらうのが一番の近道です。豊富なノウハウや事例、技術力で自社だけでは気づき得ないアイデアや課題解決のヒントを見つけられるかもしれません。

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