活用マニュアル

スケーラブルなWebサイトを構築したい(Web2台構成)

スナップショットはユーザー固有のテンプレート(マイテンプレート)として保存し、仮想マシン作成時にテンプレートとして利用していただくことができます。

ここでは、活用マニュアル「Webサイトの本番環境を構築したい(Web1台構成)」で作成した「web01」のスナップショットからテンプレートを作成し、そのテンプレートからもう1台仮想マシンを作成して2台構成で運用するケースを示します。この場合、1台目と同様に2台目のサーバーにアクセスできるようにファイウォールとポートフォワードの設定を変更します。こうしてweb2台構成で運用するサーバーをロードバランサーに登録してスケーラブルにサイト運用をする例を示します。

(1)スナップショットの取得

①スナップショットからテンプレートを作成する前に次の作業をweb01で実施しておきます。

[root@web01 ~]# rm /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
 
rm: remove 通常ファイル `/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules'? y
//Macアドレスを格納したファイルを削除
 
[root@web01 ~]# vim /etc/fstab
//etc/fstabを編集
 
#UUID=55460e6f-4209-4106-9389-1b5d90a0bb2c /data ext4 defaults 0 0
//マニュアル「高速なデータディスクを活用したい」(3)の操作⑧で追加した行をコメントアウト
 
[root@web01 ~]# mv /var/lib/Mackerel-agent/id/var/lib/Mackerel-agent/id.backup
//MackerelエージェントのIDを上書きされないように名称変更
 
[root@web01 ~]# sync
//念のためメモリーの内容をディスクに書き込む
[root@web01 ~]#
							
②クラウドコンソールから[ボリューム]を選択し、スナップショットを取るボリューム(仮想マシン「web01」にアタッチされた「ROOT-41436」)を選択します。 
  
③ROOT--41436画面で[スナップショット]をクリックし、[スナップショットを作成する]をクリックします。 
 
 
④確認メッセージに[はい]をクリックすると、スナップショットが作成されます。
 

(2)テンプレートの作成

①[×]をクリックしてクラウドコンソールに戻り、[スナップショット]を選んで取得したスナップショットを選択します。
 
②スナップショットの操作画面で[テンプレート作成]をクリックします。
必要な内容を指定し、[作成する]をクリックします。
項目 設定内容
テンプレート名 WebTemplate
説明 web01のテンプレート
OSタイプ
パスワードリセット 有効
ダイナミックスケール 有効
※お使いのOSタイプと同じもの、もしくは近いものをご選択ください。
 
 
 
以上で「web01」のスナップショットからテンプレートが作成されました。
 
③テンプレート作成後、操作①で施した変更を元に戻しておきます。
[root@web01 ~]# vim /etc/fstab
UUID=55460e6f-4209-4106-9389-1b5d90a0bb2c /data ext4 defaults 0 0
//コメントアウトした行をコメントイン
[root@web01 ~]# mv /var/lib/Mackerel-agent/id.backup /var/lib/Mackerel-agent/id
//名称変更したファイル名を元に戻す
							

(3)マイテンプレートから仮想マシンを作成

 以上の手順で作成したテンプレートから仮想マシンを作成します。
 
①クラウドコンソールから[仮想マシン]を選択し、[仮想マシン作成]をクリックします。
 
②仮想マシン作成画面でのように設定します。
項目
設定内容
マシンタイプ
Light.S1
イメージ(テンプレート)
My Template - WebTemplate ※注1
ボリューム
追加ディスクなし
SSH Key
※注2
仮想マシン台数
1台
ネットワークインターフェース
(お使いのゾーン名)-network1
詳細情報
マシン名
web02
グループ
(なし)
※注1:「イメージ」の項目は「My Template」をクリックし、先ほど作成したテンプレート「WebTemplate」を選択します。
※注2:SSH Keyの項目は、SSH秘密鍵を未作成の場合は[作成]を選択し、生成された秘密鍵をローカルPCに保存します。詳しくは「めちゃ楽ガイド」6ページの手順3をご参照ください。
 
③必要な内容を設定して画面下部の[確認画面へ]をクリックします。
 
④確認画面が表示されますので[作成]を選択し、確認メッセージに[はい]をクリックして仮想マシンを作成します。
 
⑤仮想マシン一覧に作成した仮想マシンが追加されます。

 
 

(4)ポートフォワードとファイアウォールの設定変更

 「web01」と「web02」に同じグローバルIPアドレスでアクセスできるように、ファイアウォールとポートフォワードの設定を変更します。
 
①クラウドコンソールから「IPアドレス」を選択し、変更するIPアドレスをクリックします。

 
②[ポートフォワード]を選択し、次の設定を追加します。
コメント
プライベートポート
パブリックポート
プロトコル
仮想マシン
web01
ssh(22)
50001
TCP
web01
web02
ssh(22)
50002
TCP
web02
 
③ポートフォワードのSSHとhttpを削除します。
 
 
④同じく[ファイアウォール]で次の設定を追加します。
コメント
ソースCIDR
タイプ
ポートレンジ
webssh
My IP
Custom TCP
50001-50002
 


 
 

(5)ロードバランサーの設定

①「IPアドレス」画面で[ロードバランサー]を選択し、のように設定します。
 
管理名
パブリックポート
プライベートポート
アルゴリズム
接続維持
仮想マシン
web
HTTP   (80)
80
roundrobin
(なし)
web01,web02
 


 
②ロードバランサー設定画面右下のリンクをクリックすると、ロードバランサーの監視画面が表示されます。
 
 
何度か再読み込みすると、「web01」「web02」いずれも表示されるため、バランシングされていることが確認できます。
 

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