1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

用語集|境界防御モデル (キョウカイボウギョモデル)

英:perimeter defense
 セキュリティ

 

境界防御モデルとは、企業が情報資産を守るために使用される一般的なセキュリティモデルです。このモデルでは、社内と社外の領域に明確な境界線を設けており、信用できる範囲内(社内)と信用できない範囲内(社外)を区別しています。そのため、企業が保有する機密情報や重要なデータは、信頼できる範囲内に置かれているという前提で管理されます。

境界内部のものは信頼されるものとして扱われます。また、境界外部からの攻撃を防ぐため、ネットワークの境界線にファイアウォールやVPN、プロキシサーバーなどのセキュリティ対策が採用されます。これらは境界防御モデルにおける代表的なソリューションです。

一方で、近年はクラウドサービスやモバイル端末の普及によって、従来の境界防御モデルでは十分なセキュリティ対策が取りづらくなっています。例えば、クラウドサービスではデータ及びユーザーが境界線を超えるため、企業側が保有する情報を完全に管理することが難しくなっています。また、社外からモバイル端末で境界内部にアクセスできるようになったこともまた、モデルの限界を示す例です。


 関連ワード

 おすすめサービス






ご検討中のお客さま

お見積もりやサービスに関するご質問、資料請求など気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。 よくあるご質問はこちらです。

資料ダウンロード

データセンター、クラウドをはじめ各種サービスの説明書や、当社エンジニアによるメディア寄稿記事など、さまざまな資料がダウンロードできます。

最新情報をお届け

メール登録または公式SNSをフォローいただくと、サービスのリリース情報や、ウェビナー情報、最新のテック情報をお知らせします。