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用語集|コンテナ

container / コンテナ型仮想化 / コレクション

コンテナ(container)とは、サーバー内を整理してアプリケーションやWebの開発・管理を効率的に行えるようにするOSレベルの仮想化技術です。

コンテナというと、多くの人がイメージするのは船や列車に荷物を乗せて行き来するための鉄の箱ですが、それらはサイズと用途が国際基準で定められていて、どの国へ持って行っても共通のルールで利用ができます。
実は、ITの世界の「コンテナ」も同じような効果を持っています。

船に乗せるコンテナと同様に、ITの世界の「コンテナ」も中にアプリケーションやWebサイトを乗せたまま自由に場所を移動でき、オンプレミスやクラウドなどの環境を問わずに実行することができます。

■仮想マシンとコンテナ

コンテナ

コンテナは、環境の構築、移動、運用、管理を容易にし、開発・運用にかかるコストや手間を軽くする目的で開発された技術です。
アプリケーションとその実行に必要なものがあらかじめコンテナ内にパッケージ化されていて、ミドルウェアやOSライブラリを個別に用意する必要がなく、どのような環境でもすぐに実行が可能です。

コンテナと似た技術に「仮想マシン」がありますが、そちらはOSレベルからの個別構築が必要です。ディスク、CPU、メモリなどの面でハイスペックなリソースが必要となり、結果的に高額のコストが発生します。

他にも、仮想マシンは複数のOSを使うためにイメージが大きくなりやすく、別環境へコピーするのにも時間がかかります。対してコンテナは、ひとつのOSで稼働するためにイメージが軽量となる傾向があり、スピーディーなコピー、バックアップが可能です。
同じ性能のハードウェアであれば、コンテナの方が仮想マシンよりも多くの環境を同時に動かすことができるのです。

ただしコンテナにもデメリットはあります。
まず、コンテナを使うには専門の知識が必要となります。
システムの構築や運用などさまざまな操作が複雑化し、コマンド操作の知識も必要となります。
また、ひとつのサーバー上でLinuxとWindowsといった複数のOSを利用することはできません。 上記の図にもあるとおり、ベースとして使用しているOS以外のシステムは利用できないのが難点です。

最後に、コンテナは仮想マシンと比較してセキュリティのリスクが高くなります。
複数の環境がひとつのOS上で動くため、土台となるOSに不具合が有るとすべてのコンテナ環境に影響が出ます。そのためコンテナを構築する環境は、セキュリティレベルの高いものを使用する必要があります。

■メリット
・複数環境の管理・運用が楽になる
・リソースの有効活用が可能になる
・起動、コピー、バックアップなどがスピーディーに行える
・新しい環境構築にかかるコストが下がる

■デメリット
・コンテナに関する専門知識(学習工数)が必要になる
・複数のOSを使った運用はできない
・仮想マシンよりも分離が弱い

さて、上記ではコンテナのデメリットとして挙げた専門知識についてですが、IDCフロンティアが提供する「IDCFクラウド コンテナ」なら、専門知識不要のわかりやすいWebUIから、クラウドはもちろんオンプレミス環境へも簡単にコンテナを構築可能です。

また、IDCFクラウドシリーズのパブリッククラウドやプライベートクラウド上にコンテナ環境を構築すれば、セキュリティ面の心配もなく、なおかつ同じ管理画面上での運用管理が可能になります。

「誰もがコンテナを使えるように」というコンセプトで生まれた、「IDCFクラウド コンテナ」のサービス資料は以下からダウンロードしていただけます。

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